11月23日付けの「京都の私鉄と東京の私鉄」へのコメント、十字峡さん、有り難うございました。

お礼が遅くなって失礼しましたが、長文のコメント、当方としては大歓迎にて、感謝です。

しかも京都人からの貴重なご意見と思います。
何となく、東京と違うなあとかねて思っていたのですが、

1.「関西は国鉄に比べ私鉄の方が先行していた」という指摘は、なるほどと納得しました。

それと
2.「あげくはあの尼崎脱線事故のような惨事を引き起こした」背景には、後発の国鉄
JRが私鉄と激しく競争していたということがある訳ですね。
このあたりが東京人には「なんでJRが・・」と思っていたのですが、(むしろ、昔の官のゆるみがあるのではないか、と逆の発想をしていたのですが)、納得しました。

最後に、
3.「後回しにされた関西は独自にやるしかない。その結果が今日の一極集中、地域格差となって表れてきています」というのも、その通りでしょうね。

ただし、独自にやらざるを得ないのは、裏返しに、独自にやる強み良さもある筈で、官に頼らず、民がイニシアティブをとっていく、それを地域社会や住民も応援する、そういう構図を守ることも大事だろうと思います。


そう考えるとあらためて、京阪大津線が地元のNPOや住民との協働で活性化を計っていることの意義が理解できました。
示唆に富むコメント、再度有り難うございました。