いろいろなブログと卒業のこと

前々回に、京都御苑の梅の写真を載せたと思ったら、
もう、桜ですね。

あちこちのブログ上でも写真が満開になることでしょう。


遅くなりましたが、

中島さん有難うございます。
前回は、さわやか福祉財団の「居場所」づくりキャンペーンについて、
あまり十分にチェックもせずに僭越なことを書きましたが、
わざわざご説明いただき恐縮です。

ブログのほうも早速覗いてみました。

ブログそのものの感想ではありませんが、とりあえず以下2点
に触れさせていただきます。


1. 財団が外部から出向者を受け入れているということを
先日の京都のイベントで知りました。1人は中島さんと同じところで、
もう1人は神奈川県庁とのことでした。

組織間の交流がこういう形で行われているのはよいことですね。
きっと、良
い経験を得て、もとの職場に戻られることと思います。

2.「尊敬する人物」に「江原素六麻布学園の初代校長)」が載っている
のを嬉しく拝見。

あと、平将門については不勉強にて、なぜ尊敬する人物なのか、
分からず、ちょっと興味を持ちました。

あと、アルファンソ・ネプレダという方は
は四谷のイグナチオ教会の神父さんのようですね。


はて私のような高齢者にとって「尊敬する人物は誰だろう?」
と考えました。


ところで、本日は、以下、2つのブログも紹介します。
1つは、柳居子さんが、「社会起業」について触れてくださったもの。
http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/201003240000/

もう1つは、京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク(KSEN)
の仲間である?カスタネットの植木さんが、他の中小・中堅企業の経営者
2人と政府のお声ががりで、古川副大臣・国家戦略室長と面談したという話です。
http://ueki.biz/512.html

これによると、政府も「ソーシャル・ビジネス」や「社会起業」に関心を高めて、
支援策を検討中とのこと。今回の会議もそのための情報収集・意見具申の場
であったようです。

ブログに書いていますが、「ソーシャル・ビジネスは中小企業が主として
行うべきである」という植木さんの持論についてですが、これが、
(大企業の主導ではなく)という意味なら私も同感です。


ただし、個人的な思いとしては、「既存の」起業だけではなく、これが、
「起業」や「非営利組織」の新たな立ち上げにつながる方向性というものも
期待したいものです。

この国には、起業家精神があまりに乏しい。

若者が、3年生の秋学期なると一斉に就職活動に走る、企業は毎年新卒を
一括採用して、いったん卒業してしまうとほとんど目を向けない・・・
彼ら・彼女らは、この時期、ひたすらリクルート・シーツに身を包んで
企業の意向に必死に沿おうとする・・・・

そんな状況ではどうも若者に元気が出ない。


困難な道、茨の道とは思うが、自ら新しいことを立ち上げる、
その大きな分野が、これからは、さまざまな「ソーシャル・ビジネス」
だと思うし、それをこそ官民一体となって応援していければよいなと思います。

若者といえば、うちの大学も19日(金)が卒業式。

かましいですが、ゼミ生との写真を載せておきます。


私にとっても最後の卒業式で、こちらも無事(かどうか分かりませんが)
卒業します。

全体の式が終わってから学科ごとの卒業証書授与。

私は、「生きる拠りどころがあるとしたら、それは、
記憶あるいは思い出である(If life has a base, it is a memory)」
というヴァージニア・ウルフの言葉を引用しました。


最後に、ふたたびさわやか福祉財団に戻りますが、堀田力さんと
財団が展開している「名刺両面大作戦」の趣旨、私としても大賛成です。

ただしこちらは、4月から、いままで使っていた名刺の表がなくなり、
それでも初対面の方に会う機会はこれからもありそうで名刺をどうしようか、
思案中です。