2022-01-01から1年間の記事一覧

5月の薔薇とウクライナのオルガ・ルデンコ編集長のこと

1.五月晴れの気持ちよい日、妻と二人で調布の神代植物公園に満開の薔薇を見に行きました。大勢の人出でした。 2.それぞれに付けられた名前を確認するのも楽しみです。 「プリンセス・チチブ」「イングリッド・バーグマン」などは毎年迎えてくれます。 「ピー…

第四回京語りの会に出席しました。

1.5月14日(土)、東京は赤坂で、今年最初の「京語りの会」が開かれました。通算4回目です。 (1) 最初は京都の有名人・下前さんの「床屋談義」でした。2回目からは同氏の語りに加えて、もうひとり講師が加わりました。 (2)今回は、「帯匠誉田(こんだ)…

京都と茅野の絆、『最強の野菜スープ』のこと

1.前回のブログで、長野県茅野市の山奥で過ごし、徐々に次世代に任せているが多少 は畑仕事を手伝ったことに触れました。 (1) 京都の祇園町会長岡村さんの奥様は、もう亡くなられましたが、茅野市のご出身です。 ご自分も以前は5月の連休には奥様の実家に行…

 GWの蓼科はまだ早春のおもむきでした。

ゴールデンウイークの連休は信州蓼科で過ごしました。 季節は、東京と1か月遅いようで、ちょうど早春の趣きです。草木が緑になり、レンギョウ、山桜、花桃、山つつじ,山吹,雪柳など,花が一斉に咲きます。 今年は3年ぶりの「行動制限のない」ゴールデンウィ…

タイム誌「大谷選手は“ミスター・エブリシング”」と、友人の絵

前回は,タイム誌の表紙になった大谷翔平選手の写真を載せました。以下、記事の一部をご紹介します。 (1)「すべてを備えた男(Mr.Everything)」と題する記事で、まずは「昨シーズン彼は、米大リーグの歴史で今まで誰も見たことがないことを成し遂げた」と評…

ジョン・デンバー「カントリーロード」とカイン・リー「美しい昔」

新緑が美しい季節です。東大駒場キャンパスの銀杏も葉が出ました。学生姿が増えました。 キャンパス内を散歩しながら、前回のブログで頂いた、皆様のコメントを思い出しています。 まず岡田さんから、諏訪湖畔の「タケヤ味噌」という明治5年創業の老舗企業を…

今年初めての蓼科と御柱(おんばしら)祭

4月上旬は初夏のように温かな日が6日ほど続き、今年初めて老夫婦で蓼科に滞在しました。今回は、素人写真と滞在報告です。 家まで中央高速経由で約180キロ、妻と交代で、時速85キロ前後の慎重運転を心掛けたつもりです。 途中、山梨県にある釈迦堂パーキン…

ETV特集「ウクライナ侵攻、海外の知性に聞く」

前回、「今年ばかりは墨染めに咲け」という古歌を紹介しました。 藤野さんから「京都の墨染寺(ぼくせんじ)に、この歌に因む墨染桜がある」という情報を頂きました。岡村さんはこのお寺に行って撮った写真を載せて下さいました。 お二人のご親切に感謝です…

「今年ばかりは墨染に咲け」(古今和歌集)

4月最初のブログです。3月は4回すべてウクライナ関連になりました。コメントもいろいろ頂きました。 京都の岡村さんはこの戦争に、若い頃旅をしたベトナムを思いだすようです。 ベトナム戦争を取り上げた『サイゴンから来た妻と娘』(近藤紘一)や『ライ…

いまのウクライナを思い起こす、トクヴィルとヴァイニング夫人の言葉

1.ウクライナの戦争を思い、以前に読んだ本の一節を思い出しています。今回はその中から、2つご紹介します。 2.一つは、『アメリカのデモクラシー』(トクヴィル、松本礼二訳、岩波文庫)にある文章です。 (1) アレクシス・ド・トクヴィルは19世紀半ば…

『物語ウクライナの歴史』と藤原帰一教授の想い

にわか勉強で、中公新書の『物語ウクライナの歴史、ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次、2002年)を読みました。著者はもと駐ウクライナ大使です。 (1)たまたま、ドイツ在住の刈谷さんもこの本を読み終えたそうです。同じことを考える人は少なくないでしょう…

ゼレンスキー大統領はいつまで発信を続けられるか?

今回もウクライナの悲惨な状況です。「私はキエフを決して離れない。最後まで残る」と繰り返し語るゼレンスキー大統領と2百万の市民が残る首都キエフに向けての、ロシア軍の総攻撃が今にも迫っていると伝えられます。 他方で、ネット時代もあるにせよ、国家…

「第二次世界大戦以来、欧州で最大の地上戦」

ウクライナの状況がますます悲惨になっています。 3月4日、ゼリンスキー大統領は、「原発が砲撃された。人類史上初めて、テロリスト国家が核のテロリズムとなった。欧州は目を覚ますときだ(Europe must wake up now)」と訴えました。 以下は、ここにいた…

澤木さん翻訳のエリコ・ヴェリッシモ『大使閣下』

1.80年も昔の、この国の悲惨な戦争の記憶と体験を持つ老人は、テレビの映像を通して見るウクライナの状況に心を痛めながら、今日もブログだけは続けます。 2.今回は,前回紹介した、澤木忠男さんが翻訳した、エリコ・ヴェリッシモ『大使閣下』(文芸社)の話…

コロナに負けずに頑張っている友人たち

1.コロナがいまだに収まらず、同世代の友人たちはどのような日々を過ごしているかなと、時々思うことがあります。 2.今回は、80歳前半になっても、コロナ禍の中で頑張っている元気な友人を紹介します。 (1)まず、神奈川県の中高一貫校で、ロボットプログラ…

モルドバのワイン、宇治のお茶

1. 東京は例年より梅が咲くのが遅く、駒場民芸館もほんの二つ三つ蕾を開いたばかりです。 後半は雪の日もあり、庭に咲いた沈丁花と、霙の中でも来てくれるメジロを眺めるぐらいの静かな日々でした。 前回はコロナ3年目に入り、英国など欧米と日本との対策の…

WHOの新型コロナ緊急事態宣言から2年過ぎました。

WHOが新型コロナの緊急事態を世界に宣言した日から2年が過ぎ、3年目に入りました。 当初、こんなに長く続くと予想した人が、どれだけいたでしょうか? (1) 最初の1年の動きを、私なりに整理して、「パンデミック2020「ステイホームの中間報告」」と題して…

京都で活躍する人たち

今回は、「京都人」三人を、ご当人の許しも得ず勝手に紹介iいたします。 まずは、いつもコメントを頂く、祇園町会長の岡村さん。 同氏からホームページ(HP)を教えて頂きましたので、覗いてみました。 祇園はええとこどすえ – マナーを守ってもらっておおき…

英エコノミストの「日本特集」,課題先進国日本の未来は?

1.(1) 京都から、祇園のつる居という老舗のお茶屋が作っているカレンダー「祇園浪漫」を送って下さった方がいて、感謝・感謝です。 (2)つる居は、大学生だった頃に、祇園に住む叔父に連れてってもらいました。 60歳近くなって京都住まい、叔父はもう世を去り…

英エコノミスト誌の「日本特集」

1.東京は、青空の美しい、しかし朝夕の寒い日が続きます。年を取ったせいか寒さが応えます。 (1) 我が家は古い一軒家なので、廊下や階段、洗面所など寒いです。 刈谷さんから、「ドイツは建築基準法で、真冬でも室内は19度以上に保つことが義務付けられてい…

新年早々、東京は4年ぶりの大雪でした

先週の6日〈木〉は東京都内でも,夜まで雪が降りました。 (1)行き帰りに苦労した方もおられたのではないでしょうか。 私は、朝から病院での治療があり、昼前に終わったので、帰るころに小雪が降り始めた程度で済み、助かりました。 (2)夜自宅で夕食を燗酒と頂…

年齢当てゲームと英国エコノミスト誌が選ぶ「カントリー・オブ・ザ・イヤー」

今年もよろしくお願いいたします。 前回のブログに頂いた刈谷さんのコメントによると、ドイツではクリスマス・ツリーを1月10日ごろまで飾っているそうです。英国の娘の家もまだあります。飾り始めるのも早いです。 日本の松飾りの時期は短いですね。 年の…