コロナに負けずに頑張っている友人たち

1.コロナがいまだに収まらず、同世代の友人たちはどのような日々を過ごしているかなと、時々思うことがあります。 2.今回は、80歳前半になっても、コロナ禍の中で頑張っている元気な友人を紹介します。 (1)まず、神奈川県の中高一貫校で、ロボットプログラ…

モルドバのワイン、宇治のお茶

1. 東京は例年より梅が咲くのが遅く、駒場民芸館もほんの二つ三つ蕾を開いたばかりです。 後半は雪の日もあり、庭に咲いた沈丁花と、霙の中でも来てくれるメジロを眺めるぐらいの静かな日々でした。 前回はコロナ3年目に入り、英国など欧米と日本との対策の…

WHOの新型コロナ緊急事態宣言から2年過ぎました。

WHOが新型コロナの緊急事態を世界に宣言した日から2年が過ぎ、3年目に入りました。 当初、こんなに長く続くと予想した人が、どれだけいたでしょうか? (1) 最初の1年の動きを、私なりに整理して、「パンデミック2020「ステイホームの中間報告」」と題して…

京都で活躍する人たち

今回は、「京都人」三人を、ご当人の許しも得ず勝手に紹介iいたします。 まずは、いつもコメントを頂く、祇園町会長の岡村さん。 同氏からホームページ(HP)を教えて頂きましたので、覗いてみました。 祇園はええとこどすえ – マナーを守ってもらっておおき…

英エコノミストの「日本特集」,課題先進国日本の未来は?

1.(1) 京都から、祇園のつる居という老舗のお茶屋が作っているカレンダー「祇園浪漫」を送って下さった方がいて、感謝・感謝です。 (2)つる居は、大学生だった頃に、祇園に住む叔父に連れてってもらいました。 60歳近くなって京都住まい、叔父はもう世を去り…

英エコノミスト誌の「日本特集」

1.東京は、青空の美しい、しかし朝夕の寒い日が続きます。年を取ったせいか寒さが応えます。 (1) 我が家は古い一軒家なので、廊下や階段、洗面所など寒いです。 刈谷さんから、「ドイツは建築基準法で、真冬でも室内は19度以上に保つことが義務付けられてい…

新年早々、東京は4年ぶりの大雪でした

先週の6日〈木〉は東京都内でも,夜まで雪が降りました。 (1)行き帰りに苦労した方もおられたのではないでしょうか。 私は、朝から病院での治療があり、昼前に終わったので、帰るころに小雪が降り始めた程度で済み、助かりました。 (2)夜自宅で夕食を燗酒と頂…

年齢当てゲームと英国エコノミスト誌が選ぶ「カントリー・オブ・ザ・イヤー」

今年もよろしくお願いいたします。 前回のブログに頂いた刈谷さんのコメントによると、ドイツではクリスマス・ツリーを1月10日ごろまで飾っているそうです。英国の娘の家もまだあります。飾り始めるのも早いです。 日本の松飾りの時期は短いですね。 年の…

今年の「メサイア」と「サンタはいるの?」

1.朝の散歩に、2年前までの定番コースが復活しました。 コロナで閉鎖中だった東大駒場キャンパスと付属研究所が先週から、またもとのように開放されました。 静かなキャンパスを久しぶりに歩きましたが、銀杏の紅葉も散りました。 残念ながら、図書館には、…

文化財修理と正しい記録を残す大切さ

前々回のブログで、下前さんが登場した「京語りの会」を紹介しました。 今回は、同日、続いて登場した、やはり京都人による講話「文化財修理を支える装潢(そうこう)技術」の報告です。 (1)「装潢(そうこう)修理技術」とは、「紙や絹など、脆弱(ぜいじゃ…

「カワセミ」と「電線」の話が続きます。

まずはカワセミです。 (1) シドニー在住の女性からメールを頂きました。「オーストラリアのマスコット鳥 “クッカバラkookaburra”は“カワセミ”の種類なのです」と始まります。 (2) 「日本では“笑いカワセミ”と呼ばれて、カワセミの中で最大の種類だそうで、い…

3回目の東下りと「床屋談義」

前回のブログに、杭にとまっている、とても小さいカワセミの写真を載せたところ、田中さん&松崎さんから「見つけた」とコメントを頂きました。視力がいいのは若い証拠、羨ましいです。 岡田さんからは、「漢字では翡翠と書く。英語のkingfisherよりピンとく…

カワセミを探す。「子供たちに本を」の活動を見る。

朝の散歩の目的地、目黒区の駒場野公園には小さな池があります。 鴨やアオサギをよく見かけます。カワセミもいる、と駒場に住む友人夫妻が教えてくれて、これは珍しい、ぜひ見たいと思っていましたが、なかなか出くわしません。 友人は大学の写真部OBで、…

読書の秋、実りの秋、落ち葉の季節

秋は実りの季節で、庭のかりんの木にも実がなります。 妻が、門前に「どうぞご自由に」と書いて置いておくと、けっこう持っていってくださる人がいます。食べられないのですが、香りが貴重がられるようです。 年に一度、植木屋の竹内さんが入ります。 (1) も…

AI自動翻訳のDeepL(ディープエル)―その2

1.前回、AI自動翻訳のDeepL(ディープエル)を紹介したところ、フェイスブックでコメントを頂きました。 ご存知の方ももちろんいて、中島さんから、 「産業翻訳や一般的な説明書などを含めて、需要は大きい。理科系の論文はほぼ問題ないとの評判。英語力にハ…

AI自動翻訳Deepl(ディープエル)のこと

前回のブログで、アメリカン・ドリーム、ならびに、NYでの新しい人生を目指す新カップルを取り上げました。 岡田さんからのコメントで、アメリカン・ドリームを追いかけて前向きに生きている次女のことを伺いました。会社の支援でMBAとCPAの資格を取り、近々…

『グレート・ギャツビー』とアメリカン・ドリーム

先週初めは、今年最後の蓼科滞在でした。 日曜日は気持ちよく晴れて、原村にある八ヶ岳農業実践大学校を訪れました。 誰でも入れて、学生たちが作る野菜や乳製品を売っています。牛や羊がのんびりと牧草を食み、八ヶ岳やアルプスも遠望できます。 その1週前…

神代植物公園の薔薇と総選挙に思うこと

自粛が緩和されて、再開された神代植物公園へ、今が盛りの薔薇やダリアを見に 行きました。深大寺にお参りして、「秋深し深大寺そばひとすすり」です。 もっとも、老人の行動が急に変わるわけもなく、コロナ以来夕食は妻と差し向かいが多いです。 (1) その結…

朝の散歩時のスズメ君と「かかし応援隊」

先週の東京は、前半は暑い・晴れた日が続きました。 庭の緑が陽にあたって、窓から室内に影の模様をつくります。 後半は涼しくなり朝の散歩も再開。ただ、以前に比べて距離も速度も落ちました。 久しぶりに、駒場小学校2年生のスズメ君に会いました。 (1)以…

中央高速を往復したこと

先々週は妻と交代で運転して田舎に行き、帰宅してからの先週は東京で、平日の4日を電車とバスで病院に通いました。 (1)この年でまだ運転を続けるのは悩ましいですが、田舎家ではどこに行くにも車は欠かせません。 (2)無理や不要不急を避けるために注意して…

ドイツの総選挙と、蓼科で10月を迎えました。

拙いブログを続けて、今年もあと3か月を切りました。 (1)コメントを頂くMasuiさんはドイツ留学の経験があり、刈谷さんはドイツ在住です。今回の同国の総選挙とその後への関心は高いでしょう。 「前回の4年前は大連立政権まで数か月かかった。今回はコロナ…

今度は,『本当に君は総理大臣になれないのか』(小川淳也)

前回は小説『総理の夫』で、政権交代による女性首相がどのようにして実現するかを紹介しました。現実はなかなか、こうは行かないでしょうね。 と思っていたら、藤野さんから、小説の主人公相馬凛子と重なる現実の政治家を取り上げたドキュメンタリー映画「な…

引き続き『総理の夫』と、NZのアーダーン首相

1.今回も『総理の夫First Gentleman』を読みながら考えたことです。 まずは、女性首相・相馬凛子はいかにして誕生したか? (1)長年の与党民権党の結束に陰りがみえて、党内の保守派と原九郎率いる改革派とが分裂する。 (2)原は、自分の勢力を引き連れて民権…

『総理の夫First Gentleman』(原田マハ)という小説。

人気作家原田マハさんは実に多作です。題材は専門の美術関連に限りません。しかもご自身は、そういう精力的な印象を感じさせない、普通の女性です。 2. 今回は60作以上の著作の中から、『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)、日本初の女性首…

京言葉「そうおしやす」と蓼科の風に吹かれて

前回、京都小説『異邦人(いりびと)』(原田マハ)を紹介したところ、祇園町会長岡村さんから長いコメントを頂きました。 (1)「多くの京言葉に少しの違和感を感じることなく物語に没頭した」とあります。たしかに本書には、 「あんじょう、おしやすか」 「…

原田マハの『美しき愚かものたちのタブロー』と『異邦人』

このところ原田マハさんの小説を、夫婦で競争で読んでいます。今回は、 『美しき愚かものたちのタブロー』(2019年、文藝春秋、「タブロー」は絵画のこと) 『異邦人(いりびと)』(2018年、PHP文芸文庫) の2冊を取り上げますが、前者は茅野市の図書館から…

「一座建立(こんりゅう)」と頂いたコメントについて

先週は当地も雨が多く、早めに畑の収穫を娘夫婦と終えました。 この畑を一緒に借りている宮本さんが、「野点」にお点前を披露してくれました。 (1) 京都から参加してくれた従妹夫婦は, あの後、緊急事態宣言に入り、ぎりぎりのタイミングで来られてラッキー…

広島・長崎原爆の日と蓼科でのお茶会が終わって

前回は、茅野市の平和祈念式と、山奥での野点について書きました。 (1)Masuiさんが、広島平和記念式典のテレビ中継を見ながら、「今頃私が参列しているだろうなと思った」と書いてくださいました。 優しい気持が伝わり、感激しました。 (2)松井広島市長は式…

茅野市平和記念式典と緑陰での野点(のだて)

先週は、コロナ禍でも屋外に出て人に会う機会がありました。 (1) 1つは「茅野(ちの)市平和祈念式」です。例年、広島に原爆が投下された8月6日に実施され、今年が26回目でした。 昨年と同じくコロナ対策で、席の間隔を空け、式次第も短縮されました。市の…

樋口恵子さん『老いの福袋』と「老兵は~ただ消え去るのみ」

1.前々回のブログで、終末期医療の病院と女性医師を紹介しました。医師は、南杏子筆名で『いのちの停車場』などベストセラー小説も書く人です。 友人からコメントを頂きました。図書館で300人待ちと言われたので、購入して奥様と読み、感動した。「他人ごと…