米国

ケネディ大統領暗殺50年とタイム誌記事とダラス

1. ケネディ大統領(以下JFK)が1963年11月22日テキサス州ダラスで暗殺されて今年は50年。 「没後も輝く伝説」と見出しに掲げた22日の東京新聞によると、「ケネディ間連の本・雑誌は過去3カ月で100冊以上出版され、テレビも連日、特集番組を放送している」…

日本占領とマッカーサーと山下・本間両将軍

蓼科高原はコスモスが盛りです。稲穂も黄金色で一部は刈り入れが終わりました。 1、 柳居子さん、お礼が遅くなりましたが、コメント有難うございます。 「有る」と「負う」が天皇制の大きなキーワードという指摘は面白いですね。 その意味でも現憲法の「象…

国家と個人:ジョン・グリシャムの小説『The Racketeer』の場合

1. 前回は6月23日以降モスクワ空港の乗り継ぎエリアに滞在中と言われるエドワード・スノーデンを取り上げました。 ヴェネズエラ政府が受け入れを表明しているが、飛行機がアメリカや友好国の領土上を飛ぶ場合の、強制着陸を命じられるリスクを考えると…

「一匹狼」のエドワード・スノーデンはモスクワ空港に?

1. 前回は、30歳のアメリカNSA (国家安全保障局)のもと契約社員、エドワード・スノーデンを取上げ、 「正義を貫こうとした英雄か?謀反人か?」意見が割れていることを伝えました。 アメリカ政府が「スパイ法」違反容疑で訴追し旅券を無効にする一方、当…

アメリカの諜報活動とインターネット社会

1. 海太郎さんarz2beeさん、度々コメント有難うございます。 憲法についてここ2回書いてきましたが 海太郎さんの「自問自答・・・どうやって(周りの普通の人たちに)伝えていったらいいでしょうね?」というコメントは、たしかに考えさせられますね。 私…

タイム誌:劉明福と習主席の「チャイナ・ドリーム」

1. さわやかNさん有難うございます。 「ヘア」とは懐かしいですね。来日公演とはアメリカでまたやっているのですね。 初演は1967年NYのブロードウェイ。ベトナム戦争中に反戦のメッセージを掲げたのと当時まだ珍しかった全裸で踊るシーンで話題になりま…

「新・北欧モデル」フォローと首相訪米の雑情報

1. 本日、東京はよく晴れて、梅ヶ丘の羽根木公園の梅を見てきました。 柳居子さん我善坊さん、FBの海太郎さんいろいろコメント有難うございます。前回はお礼だけで終わってしまいましたが、改めて読ませて頂きました。 柳居子さんご推薦の書『世界一幸せな…

2012年タイム誌「今年の人」はオバマ大統領

1. 海太郎さん今年初めてのコメント有難うございます。 ブログ仲間へのカムバック、おめでとうございます。 『寝ても覚めても本の虫』(児玉清)を「バイブルのように」読んでおられる由、こういう本は貴重でしょうね。 それと海太郎さんの句作にはいつも…

再びアメリカの司法制度と連邦最高裁

1. 我善坊さん、えまのんさん、柳居子さん、まことに有難うございます。 皆さんが私と同様に、「国民審査」に悩んでいる様子が伺われ、たいへん参考になりました。ご質問の「国民審査を有効にする方法」は私もよく分かりません。 ただ、今回も(少し硬くな…

これが最後のジャック・ウェルチと「競争」

1. 我善坊さん、またまた貴重なコメント有難うございます。 フェイスブック経由見て頂いている方にもお礼と同時にフォローしていないお詫びを申し上げます。 どうもフェイスブックというのがまだ苦手です。 元来がマイペース主義なせいか、スマート・フォ…

コメントに感謝と山を下りる

1. お礼が遅くなりましたが、皆様のコメントに感謝です。 示唆に富むコメントばかりで全ての要約はとてもできませんが、一部を以下に整理させて頂きます。(1) 人物形成にあたっての両親の存在。とくに、「穏やかな父親と激しい気性の母親という取り合わせ…

オバマ再選から考えたこと

1. アメリカ・オバマ大統領再選については、日本でもマスコミの報道や専門家・識者の意見が多くみられます。いまさら異国の素人が追加するのもどうかと思いますが、主としてNY TIMESを読んでとくに、誰がオバマを支持したかについて書いておきます。他国の…

 民主党大会でのオバマ大統領受諾のスピーチを聞く

1. フェイスブック(FB)での中島さん古屋さん、コメント有難うございます。FB上での返事がうまく出来ず、申し訳ありません。そのうち若者に教えてもらいます。 2. 今回はオバマです。 YouTubeで、6日夜、彼が2期目の民主党大統領候補を受諾した党大会で…

イチロー続きと「レガタム繁栄度指数(Legatum Prosperity Index)」

1. 藤野さん・下前さん(何れもフェイスブック)、過分なコメント、まことに恐縮です。生粋の京都人のお言葉は、「叱咤激励」と理解しなければいけないと肝に銘じております。中島さん(フェイスブック)さわやかNさん、度々の発言有り難うございます。イ…

イチローと松井、日米のギャップ

1. フェイスブックの木積さん、加藤わこさん、お礼がたいへん遅くなりましたが、コメント有り難うございます. 木積さんには、無学なのがばれてしまい、篆書(てんしょ)と隷書を間違えてしまい、失礼しました。ケニアの話をソーシャルビジネス普及のセミナ…

日本語からアメリカ映画『めぐり逢えたら』へ

1. KSENの仲間加藤わこさんからご教示を頂き、新しい写真のアップロードが出来ました。若い友人のITアドバイザーの存在は本当に貴重で、感謝します。ということで前回載せようと思った猫の墓の写真と、北原白秋の詩に因んで落葉松の写真が入ります。2.さ…

3回目、最後のリタイアメント・コミュニティのこと

1. アメリカの高齢者用の住まいについて2回報告しました。中島さん、フェイスブックでのコメント有難うございます。 「構成メンバーが収入によってセレクトされていて、勤勉と成功を奨励する同じ価値観を共有しているという、安心感と信頼がお互いにある…

リタイアメント・コミュニティとアメリカの老人たち

1. 前回、アメリカの有料老人ホームに住む人たちを紹介しました。ここは60歳以上から入居資格があり、(A)元気で動ける(B)補助が必要 (C)介護が必要、の3段階の居住者が日本語のマンションや一軒家に住んでいますが、Tさん夫妻が暮らしてみての印象と…

アメリカのリタイアメント・コミュニティとは?

1. GWの連休に入り、無事に休みを取って久しぶりに英気を養っている人もいるでしょう。 もちろん人が休んでいるときほど忙しく働いている人もたくさん居ます。 たまたま必要があって、クロネコヤマトに頼んで荷物(たくさんの書物など)を運んでもらいま…

タイム誌2月6日号「内向性の利点」

1.珍しく1日しか空けずに書いていますが、我善坊さん有難うございます。 ご指摘の話しは知りませんでしたが、たしかに我々の同世代の日本人には、こういう「家族が大事」発言に否定的な風潮はまだあるかも知れませんね。 (アメリカだって似たようなものか…

 オバマ大統領「一般教書演説」と「公正な経済」

いつも長い駄文ですが、今回はさらにいっそう長くなります。24日のオバマの「2012年一般教書(The State of the Union)演説」 (アメリカ大統領が年に1回連邦上下両院に対して行う演説)についての感想です。 1. たまたま野田首相の年1回の「施政方針演説…

タイム誌2011年今年の人「プロテストする人」

1. 今年もよろしくお願いいたします。 「今年は何に挑戦しようか?」と思う若い世代と異なり、老人の私が 年の初めに思うのは、「何を諦めるか?」になるようです。賀状や ブログをまだ見苦しくないうちにいつやめるか?難しいです。 2. ということでま…

7年前ながらイチローの年間最多安打の達成のこと

1. 今年は台風の到来が多いような気がしますね。 災害日本への影響がまたまた心配です。 昨日まで、10日ほどは好天でした。写真は、7日、清里の清泉寮までドライブしたときのですが、富士山がよく見えて、まさに唄の文句「頭を雲の上に出し〜〜」の通りで…

福澤諭吉とアメリカ・ヨーロッパ

1.前々々回のブログで福澤諭吉の実用主義的な思考にふれ、同時に彼が明治時代の有数な資産家であったこと、それも遺産を継いだわけでなく、『西洋事情』などのベストセラー作家等の自力の収入で資産をなしたであろうと書きました。 2.その点で、ベン・フ…

「胸中の公平な観察者」(アダム・スミス)とアメリカ憲法

1. 十字峡さん、13日付のコメント有難うございます。 京都はたしかに進んでいますね。 21日(土)に東京恵比寿で小さなセッションがあり、品川区でNPOの代表をしている若者(本業はソフト開発の会社勤務で震災当日、岩手にいて帰京できなくなり、160時…

東北関東大震災:危機のリーダーシップ

1. はじめに、前々回のブログで豪州でのちょっと冷たい反応を紹介しました。有難いことに、これを読んだ在シドニーの友人(奥さんは日本人)から長いメールを貰いました。 ごく一部の「愚かな」人たちの言動はどこの国にもあるし、無視してほしい、いま豪…

東北関東大震災とオバマ大統領

1. 米国オバマ大統領は、16日菅首相と電話で話し、翌日日本国駐米大使館を訪問したと伝えられています。 同17日{現地}ホワイトハウスから大統領のスピーチが発表されました。 私は、NYタイムズの電子版で読みましたので、一部を拙速(読みなおしている…

再びフェイスブックとマーク・ザッカーバーグ

1. 例によってお礼が遅れました。 十字峡さん、1月30日付コメント有難うございます。 「わが意を得たり」は光栄です。 ブログをきっかけに「京都まち暮らし」を話す機会があったとのこと よかったですね。 京都の価値と独自性をこれからも発信されるこ…

タイム誌「今年の人」マーク・ザッカーバーグ

1.柳居子さん(20日付、30日付)およびarz2beeさん、有難うございます。 いつか「吉川」のカウンターにご一緒したいですね。柳居子さん言われる、京都人の距離感の良さ、 arz2beeさんの「違いだけではなく、好みがあるだろう」 何れもご指摘の通りですね。…

南北戦争とリンカーン大統領―なぜいま、リンカーンか?

柳居子さん、さわやかNさん、有難うございます。 泉屋博古館はまだ入ったことがありません。京都には いい美術館・博物館がたくさんありますね。但し(もちろん全国 どこでもそうですが)入場料が高いので年金生活者は選別せざるを 得ません。さわやかNさ…